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お天気に恵まれた秋晴れの10月30日、さぬき津田ふるさと海岸において、国際交流イベント「すなはま運動会」を開催しました。
「すなはま運動会」は、多文化共生社会の実現を目指した活動の一環として企画した国際交流事業です。当日は、大人から子供までの日本人23名、さぬき市や近隣市町に在住する外国人7カ国22名の併せて45名が参加してくれました。また、ご近所や通りすがりの方も、見学者とともに応援に加わって下さり、大盛り上がりでした。
外国人技能実習生と日本人の子供たちによる協同作業“選手宣誓”で幕を開けた運動会。
まずはじめに、ラジオ体操のインドネシア版ともいえるポチョポチョ体操でウォーミングアップ!インドネシア人の技能実習生2名をお手本に・・・難しいです。
その後、赤・青・黄の3チームに分かれて5つの競技を行いました。
第1種目のシッポとりでは、逃げる高校生のシッポを参加者が取りに行きます。元気いっぱいの高校生たちも、参加者の気迫に押されてタジタジです。
第2種目のクツ飛ばしも白熱!青空にたくさんのクツが舞い上がりました。
第3種目の綱引きでは、チームの団結力が問われます。ギャラリーから大きな声援が飛んでいました。
第4種目は棒リレー。3人1組で1本の棒を持って走ります。夕方になって少しずつ風が冷たくなってきましたが、すなはまは参加者の熱気であふれています。
ここまで終えて、青チームがダントツで高得点。赤チームは劣勢です。頑張って!!
最終種目は風船割り。すいか割りの要領で、風船を割ります。目隠しした人を、ペアの人が誘導します。母国語が異なることなどものともせずに、次々に風船が割れていました。
ここでちょっとお楽しみタイム。開催前から楽しみだったという子供たちもいた宝探しの時間です。宝探しエリアの砂を掘ると・・・砂の中からカラフルなまつぼっくりが出てきました!!まつぼっくりは、色に応じて景品と交換してもらえます。みんな、いいモノもらえたかな?
最後に、当初プログラムにはなかった海岸の清掃活動を、参加者全員で行いました。「SDGsの取り組みとしてきれいな海を守りたい」という参加小学生の発案により、当日急遽企画されたものです。短時間でしたが、ナイロン袋やプラスチック片など、たくさんのごみが集まりました。2030年の未来にも、このきれいなふるさとの海でまた運動会ができますように・・・。
さて、楽しかった運動会のプログラムもすべて終了しました。結果は・・・
優勝 青チーム!
おめでとうございます!青チームは、最初から最後まで首位独走でした。第二位は見事な追い上げを見せた赤チーム、第三位は、残念ながら風船割りで失速してしまった黄チームでした。
参加された皆さん、お疲れさまでした。
大盛況に終わったすなはま運動会。参加者からは、「楽しかった」「また参加したい」といったうれしい声をたくさん頂戴しました。年齢や国籍を越えて交流する参加者の姿に、多文化共生社会の一端を垣間見れた気がします。これも企画から実施まで、たくさんの方々のご協力をいただいたおかげです。
特に、ご協賛いただきましたさぬき市人権推進課・さぬき市国際交流をあたためる会・瀬戸内グラノーラファクトリー・㈱安岐水産・香川県立津田高等学校・さぬき市地域おこし協力隊(順不同・敬称略)の皆様、海岸での運動会開催にご理解いただいたご近所の皆様、本当にどうもありがとうございました。
今回、大活躍だった県立津田高等学校の生徒さんたちは、日本語に不慣れな外国人の方のお手伝いができるようにと、事前に当組合の日本語教師から「やさしい日本語」のレクチャーを受けて当日に臨みました。高校生という立場も生かして、日本人と外国人の、そして大人と子供のあいだで、見事に橋渡しの役割をしてくれました。
ヒューマンリング協同組合では、アジアと日本の架け橋という使命をもって、外国人技能実習制度に基づいた実習生の派遣事業を行っています。
今回のイベントが、日本の将来を担う子供たちと、いつか母国に帰る外国人やその関係者との、かけがえのない架け橋の礎になったことを願っています。
今後も、気軽に参加できる国際交流の場を企画予定です。今回のすなはま運動会に来た人も来れなかった人も、ぜひご参加ください。
次の企画でお会いできることを楽しみにしています。