外国人技能実習生・特定技能外国人の受け入れなら 優良監理団体の証である一般監理事業に認定されたヒューマンリング協同組合にご相談
JICA海外協力隊の2023年春募集の広報チラシに、当組合職員が掲載されました。
掲載された職員は、JICAのプログラムで、アフリカの中でも最貧国の一つといわれるマラウイ共和国に2度にわたり派遣された経験を持ちます。当組合では、この経験を生かして、技能実習生の入国後講習や試験学習サポート、受入れ企業からの相談対応、国際交流事業の開催など、幅広く担当しています。
元々は幼児教育が専門で、子供が大好き!性格も明るく朗らかで、いつも周りの人を楽しませること、自分も楽しむこと、をモットーにしている職員なので、技能実習生からも信頼が厚く、日本語の授業も「楽しい!」と人気です。
実は、当組合で入国後講習を担当する先生たちのなかには、ほかにも元JICA海外協力隊員がおり、日本語教師としてインドに派遣されていた経験があります!
当組合の入国後講習は複数の指導者で担当していますが、それぞれに、海外留学経験があったり、日本語学校での教員歴があったり、教育現場や民間企業での就業経験があったりと、様々なバックグラウンドをもち、その経験を技能実習生への指導に役立てています。
技能実習生の多くは20歳前後の若者です。たとえ、覚悟を持って日本に来ることを決めたとしても、言語や生活習慣から想像される不安ははかり知れません。そんなとき、海外経験のある指導者がその不安に寄り添うことができます。日本語は難しい、でも入国後講習の勉強は楽しい、だから頑張れる、そんな講習環境を、豊富な教育経験をもつ指導者が作り出すことができます。会社での実習はどんな作業をするんだろう、日本人と一緒にちゃんとはたらけるかな、そんな不安には、民間企業就業経験者や経験豊富なスタッフが日本ではたらくことのキホンのキから指導します。
ヒューマンリング協同組合は、瀬戸内海国立公園にも指定されている香川県さぬき市の「津田の松原」にほど近い海に面した場所にあります。先日、香川県高松市の会社に配属され、3年間の実習をまもなく終えて帰国する直前の実習生数名が、海岸で写真を撮っていました。たった1か月の入国後講習ですが、津田に思い出があるので帰国前にどうしても寄りたかったとのこと。
この話を聞いて、とても嬉しくなりました。と、同時に、コロナ禍で入国した実習生たちには、オンラインでのリモート授業や会社の寮での分散講義といった感染対策によって、津田の思い出を作ってあげられなかったことを、とても残念に思いました。
入国後講習はたった1か月ですが、ヒューマンリング協同組合では、日本語の勉強だけではなく、生活も文化も人間関係も「濃い」1か月になるよう、様々な経験を経てきた講師陣が、実習生をサポートします。コロナ禍も一段落してきました。津田の教室で、新しい実習生との出会いを楽しみにしています。
楽しい授業の一端は、過去の当組合ブログからも垣間見れますよ。