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中学2年生216名と日本で研修中のバーレーン人7名が国際交流を行いました。
まず初めに、バーレーン人側からバーレーンの紹介を日本語で行いました。
約半年間勉強した日本語を披露する初めての場だったので、とても緊張していました。
本番まで何度も練習を重ね、中学生たちが楽しめるようにクイズを考え、一生懸命取り組みました。
発表は大成功に終わり、それまで緊張して「帰りたい」「やりたくない」なんてぼやいていた研修生たちも、自信がついたようで「次も発表したい」「どこか交流できるところを探してきて」なんて口々に言って盛り上がっていました。
日本語学習に対する意欲が上がったようで、本当によかったです。
次に、中学生側からの剣道体験です。
これは、バーレーン人たちに事前に「何か日本でしたいことある?」と聞いたところ、「剣道をしてみたい」という声が上がったので、企画してくださったものです。
↑中学生たちが面をつけてくれました。
まずは、中学生たちがデモンストレーションを見せてくれました。
が、激しい動きや音に怖くなってしまったバーレーン人たち。
実際にするときには、優しくしてくれたようで、「痛くなかった」「楽しかった」と感想を述べてくれました。
次に、浴衣の着付け体験です。
中学生の女の子たちが一生懸命着付けの練習をしてくれていたようで、本番は手際よく浴衣の着付けや帯締めを行ってくれました。
バーレーン人の女の子たち2人が着せてもらいました。
中学生の子達が事前に用意してくれた、かばんや扇子を持ち、とても嬉しそうでした。
この二人はまだ日本に来たばかりだったので、日本語での会話は出来ませんでしたが、「すごくワクワクした!」「早く日本語を話せるようになりたい!」と興奮気味に話してくれました。
次に、中東の民族衣装体験です。
バーレーン人が着付けを行ってくれました。中東の男性がよく頭にかぶっている布は、少し前が出ている方がオシャレだとか、後ろはなびかせている方が流行っているだとか、いろいろと教えてくれました。ただかぶっているだけではないんですね~。
女の子はヒジャブ体験をしました。
ムスリムの女性は髪を見せるのを禁じられているため、ヒジャブという布を頭に巻きます。
肌を見せるのも禁じられているため、“アバヤ”という袖も裾も長い服を着て、手も足も見えないようにします。
最後に、けん玉体験です。
バーレーン人達にとって、初めてのけん玉でしたが、軽々とこなしていく研修生もいました。本人も「けん玉の才能があったなんて」と驚きが隠せない様子で、とても楽しんでいました。
交流体験のあとは、アラビア語で伝言ゲームを行い、イベントは終了しました。
終了後は、各教室に行き、給食の配膳の様子を見学させてもらいました。
あいにく、その日のメニューは豚肉を使ったおかずだったので、実際に食べることは出来ませんでしたが、生徒たちがエプロンを着て、自分たちで配膳する様子は、とても刺激的だったようで「なんて素晴らしいんだ!」「私たちも日本の学校に通ってみたい!」と感動していました。バーレーンには給食はなく、授業も昼過ぎまでなので、お弁当を持ってきたり、食堂で買ったりと人それぞれだそうです。
帰るために門の方へ歩いていると、校舎から生徒たちが走ってきて、握手を求めたり、ハグをしたりと別れを惜しんでくれました。バーレーン人たちも「すごく楽しかった」「また来るからね」と言って、後ろ髪をひかれながらも帰っていきました。
研修生達にとって、とても貴重な体験をさせていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
準備していただいた中学生の皆様、関係者の皆様、本当にありがとうございました!
今後も日本文化体験ができる場を模索していきながら、活動を続けていきたいと思っておりますので、応援のほどよろしくお願いします♪