コラム

　現在、ヒューマンリング協同組合では、８月中旬に入国し、２社５事業所に配属予定の２２名が入国後講習中で、日本語や日本文化、生活ルールの勉強に励んでいます。

　８月下旬のある日、配属先の工場長の方が激励に来てくださいました！いつも技能実習生のみんなに寄り添った温かいサポートをしてくださっている工場長さんです。

　「今日、会社の人が来てくれるよ」と伝えると、ちょっと緊張した表情を見せていた実習生たちですが、工場長さんが差し入れのスナック菓子をくださると、「イエーイ！！」「やったー！」とテンションアップ↑↑

　今回の実習生たちは、講習の休憩時間になるといつもおやつのもぐもぐタイムをしているお菓子大好きな実習生たちなので、この差し入れはすごくうれしかったようです。宗教事情もきちんと理解していただいており、「このお菓子には豚肉は入っていないので安心してください」とご配慮もいただきました。意外と、ポークエキスなどが入っていたりするお菓子も多いので、ありがたいです。

　「がんばって勉強してください、会社で待っていますよ」との激励の言葉をいただき、実習生たちは一層勉強のモチベーションが上がったようでした。

　９月の上旬には、当組合の代表理事も教室へ。通常、現地での採用面接の際には、会社の方と一緒に組合の代表も同席することが多いのですが、今回の実習生たちは初対面だったそうで、「えらい人が来たんだ」とちょっと緊張した様子でした。頑張ってね、と笑顔で声をかけられると、元気に「はい、頑張ります！」と答えていました。

　そんな実習生たちに、「元気で明るくて素直で、本当にいい子たちだね」と、理事も感心した様子。それは多くの人が受ける印象のようで、講習に来てくださる非常勤の日本語教師の先生たちもおっしゃっていますし、我々組合スタッフも、実習生たちの明るさからたくさんの笑顔をもらっています。

　とはいえ、思うように日本語でコミュニケーションがとれなくて落ち込んだり、ホームシックになったり、配属を前に不安を感じたり、ということもあります。こんな風に、会社の人や目上の人から直接激励の言葉をもらうと、頑張ろう！というモチベーションが上がっているのが感じられました。

　お忙しい中、津田の教室まで足を運んでくださった工場長さん、本当にどうもありがとうございました。実習生のみんな、組合での勉強も後半戦です！頑張りましょうね！！