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先日、当組合から日本語講師を派遣している某企業さんにて、書道体験を行いました。
講師をつとめてくださった先生は、子どもの頃から書道を続けているO先生です。
当日は、バーレーン人の研修生6名が参加してくれました。
研修生のみなさんは、普段はひらがなやカタカナで日本語を勉強していて、漢字にふれることがあまりなかったので、まずは簡単に漢字のつくりや漢字を書く時の注意点を習いました。
「とめ」・「はね」・「はらい」を学習して、いざスタートです。
講師の先生が研修生たちの名前に漢字をあてて教えてくださり、それを書く研修生もいれば、自分たちで調べた言葉を書く研修生もいて、思い思いに楽しんでいる様子が見られました。
最初は、バランスにとまどい半紙に収まりきらない研修生がほとんどでしたが、先生のお手本を見ながら何回も書いているうちに上達していきました。
授業の最後に、あるバーレーン人の研修生から「お礼に」と言って、講師の先生方の名前をアラビア語で書いてプレゼントしてくれました。
その研修生は普段から絵を描いたり、デザインしたりすることが好きで、書道がとても気に入ったらしく、「書道を教える仕事をしたい」と言ってくれました。その言葉を聞いたときはとても嬉しく、書道体験をして良かったと心の底から実感しました。
文化や宗教の違いで、「日本」や「日本語」に馴染めない外国人の方々は大勢いますが、何がきっかけで日本を好きになってくれるかはわからないので、私たちはあきらめずに「日本文化」に触れ合える様々な体験を提供し続けていきたいと思います。